OR(Operation Room)
技術部 放送技術グループ
リーダー 山田大輔
OR(オペレーション・ルーム)で担当する業務は、主に映像素材の各種方式変換です。収録された様々なデジタルメディアの素材を編集用の素材準備のためにメディア変換(エンコード)します。
各種業務用メディア(XDCAM / HDCAMなど)から一般的なメディア(DVD、Blu-rayディスク等)まで、様々なファイル形式の動画をサポートできる最新の機材で作業をしています。
また、世界各地の現場から衛星回線などを使用して送られてくる映像素材を収録する「回線収録」や、Tver・FODなど動画配信にも多くの実績を持っています。
ORの仕事の流れ
- 【放送素材準備】
素材である映像を編集で使用できるように、映像を収録・データ化するなどして事前に準備することです。 - 【様々な記録メディア】
編集で使用する映像は、事前に多種多様な記録メディアで持ち込まれます。
ニーズに合わせて様々なコーデックのファイルを作成します。 - 【XDCAM】
テープからディスクへ、現在の放送用で使用されているプロ用の光ディスクです。
リニアとノンリニアのハイブリッド編集など用途に合わせた運用を可能にし、様々な映像収録時にもXDCAMを使用します。 - 【映像をデータ化】
PC上で編集するためには、事前に映像をデータ化し、HDDなどに取り込む必要があります。ORではこの作業を「デジタイズ」と呼びます。